保育理念

「安心・安全な場所づくり」

子どもたち一人ひとりの心に目を向け、その時の気持ちにそっと寄り添うことを大切にしています。
泣いたときも、困ったときも、その思いをまるごと受け止め、安心できる存在としてそばにいます。
先生たちは日々のふれあいの中で、穏やかな空気を育て、子どもたちが安心して笑顔になれる場をつくっています。
誰からも否定されず、一人ひとりがそのまま受けとめられること。それは、子どもにとっても、大人にとっても大切なことです。
ここに関わるすべての人にとって「自分らしくいていい」と感じられる、あたたかくてやさしい場所でありたいと願っています。
「五感を育む保育」

子どもたちは、見たり触ったり聞いたりしながら、少しずつ世界を感じ取っています。
ふんわりとした葉っぱの感触や、そよ風の音、小さな虫の動きに目を向けるその瞬間が、心を豊かに育てます。
お米作りに挑戦したり、自分たちで植えた季節の野菜に触れたり、味わったりする中で、食べることの楽しさや不思議さを感じています。
身近な木の枝やどんぐりなどを使って形を作り、自由に表現する時間は、子どもたちの「やってみたい」を育てる大切な時間です。
お友だちや先生とのやさしい会話や観察を通して、気づく力や考える力も少しずつ育まれています。
「子どもが主役の保育」

「やってみたい!」という気持ちを大事にし、自由に挑戦できる時間をたっぷり用意しています。
砂遊びやお絵描きで、思いをのびのびと形にする子どもたちの姿が、毎日の小さな宝物です。
友だちとのやりとりやケンカも、気持ちに寄り添いながら、自分で考えて解決する力を育てていきます。
その日の子どもの様子を見ながら、そっと声をかけ、一人ひとりの「今」を大切にしています。